4月に放送が始まった連続ドラマの視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)が出そろった。天海祐希さん主演の刑事ドラマ「BOSS」(フジテレビ系)の第1話(16日放送)が18.1%でトップと、「ごくせん」(日本テレビ系)が26.4%を記録した08年春に比べ、やや寂しい滑り出しとなった。

 SMAPの中居正広さんが11年ぶりの主演で注目を集めた月9の「婚カツ!」(フジテレビ系)第1話(20日放送)は16.3%で、27日放送の第2話も11.2%と低迷。同じSMAPの木村拓哉さん主演の「チェンジ」(08年5月)は初回23.8%、「婚カツ!」の前に放送された瑛太さん主演の「ヴォイス 命なき者の声」(初回17.7%)に比べ、伸び悩んでいる。

 第2話で視聴率を落とす作品が多い中、人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)の後を受けてスタートした内野聖陽さん主演の刑事ドラマ「臨場」が14.1%から14.5%に、4年ぶりの連ドラ主演となる稲森いずみさんが、殺人を犯した小学生の母を演じる「アイシテル」(日本テレビ系)が13.2%から13.7%へ微増。不景気の影響か、渋い社会派ドラマが人気のようだ。

 木村拓哉さんが難事件を次々と解決する元ホストの脳科学者を演じる「ミスターブレイン」(TBS系)が5月23日にスタート。春ドラの救世主となるか、注目だ。【立山夏行】

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