野比的日韓瘋

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ギター・Alexの脱退を発表したONE OK ROCK

　先月5日に痴漢行為を働いたとして逮捕され、その後不起訴処分となっていたロックバンド・ONE OK ROCKのギタリスト・Alex（本名：鬼澤アレクサンダー礼門）の同バンド脱退が、公式サイトにて13日付で発表された。今後は残りの4人で今夏より音楽活動を再開させる。

ONE OK ROCKのギタリスト逮捕で所属事務所が謝罪コメント　新曲発売・ツアー中止（09年04月）

　サイトではAlexが脱退する経緯として「メンバー・スタッフと話し合いを重ねてきましたが、Alex本人からは、被害者の方への謝罪の気持ちと、バンドメンバーとしての責任の重大さを深く反省し、自ら責任をとるために、ONE OK ROCKを去るという申し出がありました。この決断を残るメンバーが受け入れることは、それぞれに葛藤がありましたが、それでもなお、ファンの皆様に自分たちの音楽を伝え続けていくことが、唯一自分たちの出来ることだという結論に至り、バンドを4人で継続していくという決心をしました」と説明している。

　今回の件に関して歌手・森進一と森昌子の息子でボーカルを務めるTakaは「こうやって僕らから直接コメントを出すことが遅くなったことを、心配してくれてるすべての人にまず謝りたい、本当にごめん。そしてなによりも迷惑をかけた人、スタッフ、ファンのみなさんに心からお詫びします、本当にすみませんでした」と改めて謝罪。その上で「正直いまだに整理つかないことは山ほどあるし、いまだに信じられない気持ちでいっぱいです。たくさん泣いたし、たくさん絶望して、たくさん裏切ってしまいました」と現在の心境を綴っている。

　そして、最後には「僕みたいな勉強も出来ないバカには音楽でしか返すすべが全くありません。どんな状況になってもこれだけは変わらないことなんじゃないかなと今思ってます。これからは今以上に4人で力を合わせて一個一個かえしていきたいと思っていますので、どうか変わらずエンジン全開のオレらについてきて!!本当によろしく!」と前向きに活動していくことをファンに宣言している。

　ONE OK ROCKは2005年に結成され、07年にシングル「内秘心書」でメジャーデビュー。若い女性を中心に人気を博していたが、事件の影響を受け、今月6日に発売予定だった新曲「Around ザ world 少年」と、全国ツアー『ONE OK ROCK 2009“Emotion Effect”Tour』が共に中止となっている。