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押尾学、映画「だから俺達は-」で俳優復帰
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06年1月のTBS系「里見八犬伝」以来、約4年ぶりに俳優活動を始めた押尾学(写真:サンケイスポーツ)

 歌手で俳優の押尾学(31)が、映画「だから俺達は、朝を待っていた」(内田英治監督、来年2月公開予定)で4年ぶりに俳優活動を始めたことが15日、分かった。8人の男たちが予想外の事態に巻き込まれる密室群像劇で、俳優の加藤和樹(24)が映画単独初主演。押尾は「細かいニュアンスの演技で表現していきます」と気合十分。今作が世界への足がかりとなりそうだ。

【写真で見る】俳優活動再開後の映画はイケメンだらけの密室劇

 押尾が満を持して俳優として再始動した。

 映画は、高級質屋の密室で8人の男たちが思わぬ事態に巻き込まれていくアクション・サスペンスで、押尾は物語のキーとなる盗みのプロ役。窃盗団の一員で意外な過去を持つ主人公を加藤が、質屋の店長を武田真治(36)が、押尾の舎弟分を永山たかし(30)が演じるなどイケメンが勢ぞろいする。

 本格的な俳優活動は押尾にとって、06年1月のTBS系「里見八犬伝」以来約4年ぶりで、同年11月に女優、矢田亜希子(30)と結婚してからは初めて。音楽活動は続けていたが、昨年5月に世界進出を視野に入れて俳優業に専念するためエイベックスに移籍。以後は本格的な演技法を学ぶために、海外でオーディションを受けるなど地道に実力を養ってきた。

 特に映画に興味を持っており、今作では劇中に銃撃シーンがあるが、専門家の指導を熱心に受けたり、海外で学んだ演技法を積極的に試したりと向上心を持って挑んでいるという。

 今年1月には矢田がフジテレビ系「ヴォイス~命亡き者の声~」で約3年ぶりにドラマ復帰。今月6日の自身の誕生日も矢田、そして長男(1)と家族でお祝いするなど、公私ともに順調に進んでいるようだ。

 一方、単独初主演を務める加藤は、05年のミュージカル「テニスの王子様」や、昨年7月の映画「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」で加藤夏希(23)とW主演するなど注目を集める俳優の1人だ。

 映画は14日に山梨県甲府市でクランクイン。押尾は「単なる強盗ではなくて、悲しい背景があって犯罪行為に手を染めているということを細かいニュアンスの演技で表現していきます」。加藤も「この物語は8人が主人公だと思ってます。男が男にほれる映画になる」と意気込んでいる。

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