64回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれる。天皇、皇后両陛下や麻生太郎首相、遺族らが参列。戦争で犠牲となった約310万人の冥福を祈り、平和を願う。
 式典は正午前に開始。麻生首相が式辞を述べた後、正午に全員が1分間黙とう。天皇陛下のお言葉などに続き、遺族を代表して、父親がニューギニア島で戦死した大坪徳広さん(66)=佐賀県小城市=が追悼の辞を読み上げる。参院議長は参列するが、衆院が解散したため、衆院議長は4年ぶりの欠席となる。
 厚生労働省によると、参列を予定している遺族は4957人で、最年長は夫を亡くした101歳の女性、最年少は戦没者のひ孫に当たる3歳。高齢化と世代交代が進んでおり、戦没者の父母は2年連続でゼロとなる。
 追悼行事は各地でも行われ、35都道県で計約7万人が参列を予定している。

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