エリカ様“クビ!”「フル電動自転車」がアダ
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所属事務所「スターダストプロモーション」から解雇通告された沢尻エリカ(左)とマルチクリエーターの高城剛氏

 女優沢尻エリカ(23)が25日までに、所属事務所「スターダストプロモーション」から解雇通告されていた。夫でマルチクリエーターの高城剛氏(45)と7月に鹿児島県奄美大島を訪れた際、警察の事情聴取を受けるトラブルを起こすなど、度重なる問題行動が契約違反と判断されたもよう。高城氏が弁護士を立てて事務所側と話し合っているものの、契約解除は避けられない状況だ。

 俳優押尾学被告(31)、女優酒井法子被告(38)らによる薬物事件が相次ぎ芸能事務所の管理責任が問われている中、多くの騒動を巻き起こしてきた沢尻が所属事務所から“クビ”を通告された。

 沢尻は今週初めに事務所を訪れた際、正式に解雇通告を受けた。ただ、夫の高城氏が解雇理由などについて反発しているもようだ。

 本紙の取材に、スターダストプロモーションは「一切ノーコメント」としている。周囲によると「これまでのさまざまな行動が問題視され“契約に違反する行為”と判断された」という。その1つが、7月に高城氏と皆既日食観測で訪れた奄美大島での騒動。高城氏が持ち込んだフル電動自転車に沢尻がヘルメットをかぶらず乗った姿を、テレビで見た視聴者が「道交法違反ではないか」と指摘。現地の警察が夫妻を事情聴取した。事務所側は、自転車を宣伝するために高城氏が事務所の了承も得ずに沢尻を勝手に使ったとみている。

 また、1月19日の挙式直後の2月15日に夫妻が米ニューヨークへ旅立った際、沢尻がサングラスからバッグまで米国の有名ブランドでそろえていたことも問題視。夫妻はこのブランドのファッションショーを観賞するために渡米し、そこでもブランドPRに一役買った。これも、高城氏がブランド側のプロモーションのために沢尻を利用したとみているようだ。

 07年9月の映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで「別に」などと吐き捨てた不機嫌発言から、事務所側に連絡を入れずに勝手に行動することが目立ち、高城氏との結婚の際にも報告が遅れるなどしていた。押尾、酒井両被告の事件もあって各芸能事務所がタレント管理を見直し始めた中、来年の大作映画への出演を検討していた沢尻が再び問題行動を起こさないか事務所側も慎重に考えて判断したようだ。

 沢尻と高城氏は都内のマンションに滞在中。高城氏は弁護士を立てて事務所側と話し合いを続けているが、亀裂は決定的で契約解除は避けられない見通し。独立を選ぶ可能性が高く、今後の芸能活動は高城氏が全面的に支援していくことになる。今月上旬、高城氏はブログに「大きな変化の秋がやってくる」などと書き込んでいる。

 ◆沢尻 エリカ(さわじり・えりか)本名・高城エリカ。1986年(昭61)4月8日、東京都生まれの23歳。母親はアルジェリア系フランス人。小学6年で雑誌のモデルとしてデビュー。05年の映画「パッチギ!」で日本アカデミー賞優秀新人女優賞など各新人賞を受賞。06年には主演ドラマ「タイヨウのうた」で演じた「Kaoru Amane」の名前で歌手デビュー。09年1月、マルチクリエーターの高城剛氏と結婚。7月には留学先のスペインから皆既日食観察のため5カ月ぶりに帰国。1メートル61。血液型A。

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