野比的日韓瘋

　優れた映画、ドラマ作品と制作者らを表彰する「２０１０年エランドール賞」（日本映画テレビプロデューサー協会主催）の授賞式が４日、東京・新宿の新宿京王プラザホテルで開かれ、新人賞を岡田将生（２０）、榮倉奈々（２１）、松田龍平（２６）、志田未来（１６）、水嶋ヒロ（２５）、多部未華子（２１）の６人が受賞した。

　 [フォト]新人賞を受賞した、栄倉奈々さん

　新人賞は、将来が期待される俳優、女優に贈られる。６人は多くの報道陣、関係者らが見守るなか、緊張した面持ちで登壇。映画「余命１ヶ月の花嫁」、ドラマ「メイちゃんの執事」などの演技が高く評価された榮倉は「信じられないくらい喜びの気持ちでいっぱい」と今の心境を表現し、「これからもすてきな作品づくりに携わらせていただけたら」ととびきりの笑顔を見せた。

　アーティストの絢香と結婚したばかりの水嶋は「去年かなえられなかった新婚旅行などをして過ごしてきたので、この授賞式が仕事始め。いい年になるような気がします」と喜びをかみしめていた。

　制作関係者らの表彰も行われ、映画部門のプロデューサー賞は「沈まぬ太陽」の小林俊一（彩の会）、土川勉（角川映画）の両氏、プロデューサー奨励賞は「ＲＯＯＫＩＥＳ－卒業－」の石丸彰彦氏（ＴＢＳ）が受賞。テレビ部門のプロデューサー賞は「天地人」の内藤愼介氏（ＮＨＫ）、プロデューサー奨励賞は「アイシテル～海容～」の次屋尚氏（日本テレビ）、「ＢＯＳＳ」の村瀬健氏（フジテレビ）がそれぞれ獲得した。

　作品賞には映画「沈まぬ太陽」、テレビドラマ「天地人」が輝いた。