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盟友・忌野清志郎さんについて語る泉谷しげる(C)ORICON DD inc. |
俳優でシンガー・ソングライターの泉谷しげるが3日、都内で動画サイト『泉谷しげるのコラコラ放送局』の開局を記念した記者会見に出席。2日にがん性リンパ管症のため58歳で死去した盟友・忌野清志郎さんについて自ら切り出した泉谷は「恩返ししてないのに先に逝くんじゃねー!」と事実を受け止められない心情を露にしつつ「ふざけんなこのヤローですね。俺としては好敵手を失いたくない」と沈痛な思いをのぞかせた。
“ロックの神様”逝く…忌野清志郎さんが58歳で死去
忌野さんの突然の訃報に約40年の付き合いという泉谷も動揺を隠せない。「あいつの死は受け止められない。似合わないでしょ? 僕の中では永遠だし、死なせません」と現実に背を向けた泉谷は「あいつがいて俺が出れた、というぐらいに世話になった。年下だけど、尊敬してて、師匠のようだった」と忌野さんを“天才”と評した。
また、通夜や告別式には「行かない」とした泉谷は、「後日、会いに行きます。お線香はあげない。俺としては好敵手を失いたくない。勝てないんだけどさ、でも強い奴にぶつかっていくのが元気の源だから、責任とってもらわないと。棺桶から出してやりますよ」とぶつけようのない悲しい怒りを口にした。
泉谷は、時折神妙な面持ちをみせながら「(吉田)拓郎も含めて、具合悪くてよ。自己管理しろとは言わないけど、なに具合悪くなってんだバカヤローと言いたいよ」と声を荒げる場面も。だが「やっぱアイツらがいなくなると寂しいし、ガッカリする」と本音も垣間見せ「(忌野さんからは)4年くらい前から連絡が来なくなった。留守電入れても返さなくなった。裏で(病気を)聞いたけど、気遣ったのかなって思う。だって、俺に言うとバーッと言っちゃうからな」と、どこか寂しげな表情をうかがわせていた。
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