野比的日韓瘋

「少年隊」の東山紀之（４３）と女優の木村佳乃（３３）が５月末にも結婚することが３１日分かった。木村はすでにウエディングドレスを購入しており、東山の時代劇「必殺仕事人　２０１０（仮）」（テレビ朝日系）の収録が終わった後、正式発表される見込み。２人は０８年３月の舞台共演をきっかけに交際をスタートさせ、約２年にわたって愛をはぐくんできた。

　ビッグカップルが“独身貴族”を卒業する。２人をよく知る関係者によると、木村は年明けの１月に都内のデパートでウエディングドレスを購入。関係者は「親しい人にはすでに結婚の報告は済ませているようです。式に向けて着々と準備をしている段階です」と話している。

　東山は現在、京都市内のスタジオで時代劇「必殺仕事人」を収録しており、４月半ばにクランクアップする予定。別の関係者は「撮影が終わった後、タイミングを見て正式発表し、５月末から遅くても６月上旬までに挙式する運びになっています」としている。木村が７月クールの連続ドラマで主演する方向で調整されていることから、収録スタート前でスケジュールが組まれたようだ。

　きょう１日発売の週刊誌「週刊文春」も２人の結婚を報道。東山は昨年１２月に米ハワイを訪問。当時、所属のジャニーズ事務所では「仕事のため」としていたが、式場となる教会の下見だったとの情報もある。結婚について、ジャニーズ事務所はこの日、「そのような報告は受けておりません」とコメントした。

　２人は０８年３月に、蜷川幸雄氏（７４）演出の舞台「さらば、わが愛　覇王別姫」で共演。互いの仕事に対する真しな態度と明るい人柄にひかれ合い急接近し、同５月ごろから互いの自宅を行き来するなど愛をはぐくんできた。昨年１１月に本紙で交際が報じられた際には、それぞれがマスコミ各社に報道を認めるコメントを送付。特に東山が熱愛発覚時にコメントを発表するのは異例で、木村への真剣な思いをうかがわせていた。

　直後の同１２月にハワイから成田空港に帰国し、取材陣の直撃を受けた際には今年中の結婚を宣言。恋人の魅力について「頭がいい方で一緒にいて“高み”に行ける方」と説明。木村の両親と複数回にわたって会い、尊敬する女優の森光子（８９）にも報告した上での真剣交際であることを明かしていた。

　◆東山　紀之（ひがしやま・のりゆき）１９６６年（昭４１）９月３０日、神奈川県生まれの４３歳。８２年、錦織一清、植草克秀と「少年隊」を結成。８５年「仮面舞踏会」でデビュー。翌８６年にＮＨＫ紅白歌合戦初出場、日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。舞台「沖田総司」、大河ドラマ「琉球の風」「元禄繚乱」など、俳優としても幅広く活躍。１メートル７８、血液型Ａ。

　◆木村　佳乃（きむら・よしの）１９７６年（昭５１）４月１０日、東京都生まれの３３歳。高校時代には読者モデルとして活動。９６年に女優デビュー。映画「失楽園」（９７年）で、９８年の第２１回日本アカデミー賞新人俳優賞。同賞では０６年の第２９回にも「蝉しぐれ」で優秀主演女優賞を受賞。趣味は乗馬、水泳など。馬術ではインターハイ出場。１メートル６９、血液型Ａ。