復活誓う…押尾被告の“獄中ノート”公開へ
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押尾被告が獄中で記した直筆ノートの一部。得意の英語で書いたものも

 芸能人初の裁判員裁判を9月に控える元俳優、押尾学被告(32)が拘置所で記した“獄中ノート”が公開される。7日発売の雑誌「エッジ・スタイル」(双葉社)が入手しており「今じゃオレは沈没したボロ船」「地獄の入口から戻ってやる」と心情をつづっている。また、得意のサッカーについて弁護人に「本田圭佑はいい選手」と語っていたという。

 昨夏、日本中を揺るがした芸能界薬物事件。執行猶予判決が出た酒井法子(39)が薬物ルートの夫と離婚にこぎつけるなど復帰へ着実に前進中。そして、もう一方の主役だった押尾被告は依然、東京拘置所(葛飾区)の中にいる。

 薬物事件の後で起訴された保護責任者遺棄致死事件の公判が、東京地裁で始まるのは来月3日から。芸能人で初めてとなる裁判員裁判。再び大きな注目を集めることになる中、押尾被告の“獄中ノート”が出てきた。

 記述は約50ページ。弁護士を通じて友人にあてた内容が多く「今はヘビの生殺し状態。とても不安な状況」と書きなぐるように記すなど、本音を垣間見る内容だ。

 「沈みかけた船からは真っ先にネズミがいなくなる。オレは今じゃ沈没したボロ船と一緒」と、当初は人が去る無情に打ちひしがれた様子。バイリンガルらしく「ALL HOPE IS GONE(すべての希望が消えた)」など英語での記述もある。

 「エッジ・スタイル」の渡辺拓滋編集長はノートの公開について「彼がいま何を思い、拘置所でどういった生活を送っているのか報じられてこなかった中、意義があると思った。押尾事件の真相を知る意味での一つの判断材料にしていただけたら」としている。

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