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『NANA-ナナ-』21巻(集英社) |
人気漫画『NANA-ナナ-』『ご近所物語』などの作者として知られる漫画家・矢沢あいさんが、急病のため雑誌『Cookie』26日発売号から、連載中の『NANA-ナナ-』を休載することを同編集部が発表した。具体的な病名等は明かされていないが、編集部は「矢沢先生は数か月の治療、安静を必要とするため、次号9月号以降も休載を予定しています。どうか、ご了承頂きますようお願い申し上げます」としている。
恋の教科書1位に『NANA』、「恋愛疑似体験したい」
主人公の大崎ナナの恋人だった本城蓮が亡くなるという衝撃の展開を迎えた『NANA-ナナ-』。最愛の人を亡くし、茫然自失となるナナだったが、もう1人の主人公・ハチこと一ノ瀬奈々ら仲間の協力により、立ち直りを見せていた。クライマックスに向け、物語の続きがますます気になる中、作者である矢沢さんの急病が明らかになった。
同編集部は公式サイトで「今月号の『NANA』は、矢沢あい先生急病のため、休載とさせて頂きました。楽しみにお待ちしておりました読者の皆様には、心よりお詫び申し上げます」と陳謝。今後も治療が必要で、連載再開のめどは立っていないが、決まり次第『NANA』公式ホームページで明らかにされる。
矢沢さんは、1985年『あの夏』で漫画家としてデビュー。 以降、『天使なんかじゃない』『ご近所物語』『下弦の月』『NANA-ナナ-』などヒット漫画を連発。2005年および2006年に公開され、中島美嘉が主演を務めた映画版『NANA』も大ヒットを記録した。